Special Issue 治験の特集

喘息とは

喘息は、気管支などの気道が、炎症によって狭くなる病気です。
発作の原因は様々で、ダニ、カビ、ハウスダストなどのアレルゲンが原因の場合もあります。
日本で235万人以上苦しんでいる患者がいるとされています。

喘息は長期的につきあう病気です。アレルゲンとの接触を抑え、規則正しい生活を送り、
炎症をおさえることで健常者と変わらない生活をすることは可能です。
藤川球児(野球選手)や谷本歩実(柔道選手)など、実際に喘息をかかえながら
トップ・アスリートになった方も大勢います。自信を持って、前向きに治療に取り組みましょう。

喘息とは

  • 喘息治療で大事なこと:服薬し続けること

    喘息の治療をするにあたって重要なのはしっかりと服薬をし続けることです。
    途中で服薬を止めることで、炎症がはげしくなり、以前より状態が悪化してしまう可能性があります。
    そのとき症状がでていないとすれば、それは薬がうまく効いている証拠だと考えましょう。
    しっかりと服薬をし続けるようにしましょう。

    喘息の薬としてよく処方されるのは吸引をするものです。
    これには急激な発作に対応するタイプのものと、炎症を抑える長期的な治療のためのものがあります。
    発作が起こったときは迷わず吸引をするようにしましょう。そのために持ち歩く習慣を身につけることが
    必要となります。
    炎症を抑えるタイプのものは、日常生活のなかで習慣づけることをお勧めします。服薬はどうしても
    忘れがちです。そこでいつ吸引するのか、決めておくのです。日常生活の中で吸引をするタイミングを
    決めておくことで服薬忘れを抑えることができます。

  • 記録をとって状態を維持

    生活リズムの中に服薬などの治療を取り組むことに加えてオススメしたいのが記録をすることです。
    ・服薬の記録
    ・発作の記録
    ・ピークフロー値の記録
    これら3つを記録することで、治療に役立てることができます。

    服薬の記録は、決められた時間に適切な種類と量を服薬したかを記録します。
    発作の記録は、いつ、どのような状況で発作が起こったのかを記録します。原因となったアレルゲンを
    はじめとする外部要因を推測するのに大いに役立ちます。また、それを主治医と相談することで、
    より適切な治療方法をみつけることができかもしれません。
    ピークフロー値は息を勢いよく吐き出したときに息が流れる速度のことです。病院で測れるほか、
    簡易的に測れる医療機器やアプリがあります。定期的に記録をすることで、自分の状態を客観的に
    把握することができます。少しずつ状態が改善しているのを実感することができれば、積極的に治療に
    取り組むモチベーションにもつながります。

    生活の中でどのように喘息とつき合えているかを記録し、治療の改善に活かすことで、
    より早く安定した状態を実現することができます。
    喘息であっても健常者とほぼ同じ生活をすることは可能です。自分にあった治療方法を
    早くみつけ、豊かな生活を送れるようにしましょう。